パグ・黒パグは、温和でフレンドリー、自宅では無論のこと他所の人やワンコも大好きなパグは、子供さんやお年寄りのいる家庭でも安心して飼うことができる犬種です。
安心できる場所で、まったりしている時や幸せな時間には楽しそうに飛び跳ねています。
人間とも瞳で会話が出来そうな、人の気持ちに敏感に反応する犬種なので、強く叱り過ぎると性格が萎縮してしまいます。
長い目で気長にしつけなければいけません。
成犬になっても、嫌なことを無理強いされたり、閉じこめっ放しにされたりするとストレスで痩せてしまったり体調を崩したりします。
フガフガ言いながら、ブヒブヒ走り回っているパグさんですが、意外と外で走り回ったり飛び跳ねたりすることを好みます。
毎日の運動としては、室内を歩かせたり、ゲームなどで遊ばせたりした方がよいでしょう。
また、フェンスなどで区切られた安全な場所で走り回らせても喜びます。
ただし屋外での飼育はお勧め出来ません。
成長してしまえば、頑健で健康、病気にも強い犬種です。
ただし高温・高湿度な環境だけには注意してください。
目安は人間の赤ちゃんもくつろげる環境の整った室温であれば問題ありません。
空気が流通していて、湿度も穏やかで、風が当たる場所を確保できるのでしたらエアコンなども必要ないと思います。
パグの滑らかな短毛はとても手入れが簡単です。
体が汚れた時には、固く絞ったタオルで拭いてあげるだけで大丈夫です。
スキンシップをとる目的や血行を促進させるのを兼ねて、ラバーブラシなどを使って簡単なブラッシングを行うと良いでしょう。
被毛の手入れとしては、特に季節も変わり目には驚くほど大量の抜け毛がありますからブブラッシングをして抜け毛を十分に取り除いてあげてください。
そこまで丁寧に抜け毛を取ってあげても数日後には再びごっそりと抜けます。
長毛種と違い毛玉になったり、マット状になってトリーミング室に行かなければならないようなことはございません。
自宅でワンコとコミュニケーションをとりながらお手入れしてあげれば良いと思います。
歯を定期的に磨いてあげることもおすすめします。
爪が伸びると廊下などで滑ってしまい思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
犬の爪の中には血管が通っており慣れていなければ出血を起こす場合もあります。
トリーミングショップで爪切りなどの簡単なお手入れだけなら¥2,000-程度で行ってくれます。
爪切りを購入し、びくびくしながら爪切りをするのでしたら、お散歩を兼ねてご近所のペットショップへお手入れに行くことも楽しいと思います。
確実に生命を脅かす事例ですので、下記の7つの注意して必ずお守り下さい!!
1.絶対に、与えてはいけない食物
ねぎ類(ねぎを使った調理後の食材も含みます。
ねぎからエキスの出たすき焼きの汁等)加熱調理 後も危険です。
チョコレート、キシリトール使用食品、香辛料等も、健康に害する危険性が問われております。
必ずお控え下さい。
2.犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症の入った予防ワクチンは必ず接種して下さい。
接種時期は、1回目は生後2ヶ月頃の家族に迎えられる前(ブリーダー宅)での接種が間違いありません。
2回目以降は、獣医師の指導の下に。
ワクチン接種による「アレルギーショック」「アナフィラキシーショック」等の生命に関わる副作用が起こる場合もあります。
3.暑さ、寒さに注意して下さい。
気温の変化に弱く、朝晩の冷え込み、日中の暑さで簡単に命に関わります。
しばらくは、人間が快適に感じる気温(暖かい温度)でお育て下さい。
4.獣医師(動物病院)は選びましょう。
不安だったり、信用が薄らいだのなら、すぐに病院を変えて下さい。
人間の医者でも、医療ミスは大量に発生しています!
魚、鳥、爬虫類、哺乳類、、哺乳類専門でも猫、猿、鼠、犬… 全てを診られるのです。
眼科、歯科、内科、外科等専門医でもない、たった1人の獣医師が全てを診療するのです。
医療ミス、診察ミスは当たり前とお思い下さい。
人間ですら当たり前になっているセカンドオピニオンも必要です。
余裕があるのでしたら、最初の獣医に受けた診断を黙って、他の獣医に診察頂く方法をお薦め致します。
驚くほど、診断結果に違いが出てどちらを信じれば良いかと悩む場合も多いものです。
5.弊舎の許可の無い、治療・入院・手術等の医療行為に関し、治療費等は一切お支払い出来ません。
獣医師の診察により、治療・入院・手術が必要と診断された場合、必ず弊舎に連絡頂き、指示ないし許可を得て下さい。
状況によっては、一旦弊舎にお戻し頂き、弊舎掛かり付けの獣医師による治療(入院・手術等)をさせて頂きます。
獣医師からの緊急を要するとの診察でも、弊舎の許可なき場合は、一切の治療費等お支払い出来ませんのでご注意下さい!
「ペット保険」へのご加入をお勧めします。
6.寄生虫に関しましては、定期的な駆虫を行っております。
しかしながら、近くの河川敷がワンコ達の散歩コースとなっており、タイミングによっては寄生虫を拾ってしまう場合がございます。
大量の犬達を散歩させるものですから、交通事情や犬達のリラックスして喜んでいる姿を見るとコースを代えられません。
十分注意して駆虫に勤めますが、お外のお散歩時やドッグラン等ではこの様な事例があることも承知下さり、定期的(年に一度とか、糞に虫が出たら)など駆虫をお薦めします。
回虫や線虫、条虫等でしたら、市販の簡単な薬で対処出来ます。
元々、子犬のお腹には様々な虫類が存在します。
弊舎では、御引渡しの前に駆虫をしておりますが、完全に落としきる事は出来ません。
輸送や、兄弟犬と離れて1人になったストレス、他の理由で抵抗力が落ちる場合、発症する恐れの
ある悪玉菌のような原虫があり、(流通の激しい昨今、犬はこのような悪玉菌を少量持っている場合があると聞いております。または、少量が逆に免疫になってる場合もあるそうです)子犬の抵抗力の低下によって、このような原虫(コクシジュウムやジアルジア等)の影響で便の状態が悪くなる事があります。
そのような俗にいう日和見感染のケースについての保証は出来ません。
その際は、御手数ですが飼い主様の方で獣医師による必要な駆虫、投薬等の行って下さる様にお願い致します。
7.下痢について。
仔犬のお引渡し後、その日の夕方から数日間は特に下痢(軟便)をしやすくなっています。
ウンチの状態を診てお引渡しを致しますが、環境変化によるストレス、フードの変化(種類、量、ふやかし加減等)、寒さや暑さ、ママや兄弟達と過ごしていた生活が突然1匹になってしまう不安等により引き起こされます。
食事の量を減らして、ビオフェルミン等の整腸剤がございましたら与えて下さい。
下痢だからと言ってお水を控えることはなさらないで下さい。
脱水症状の要因となります。
発症の翌日も続くようでしたら、信頼できる獣医師に診て頂く事も良いと思います。
